VANSON（バンソン）のタグから見る年代の見分け方
2016/11/16
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1975年ボストンにて創業。
70年代当時、レザー界では暗黒時代とまでいわれた時代にバンソンブランドの歴史は始まります。最先端技術を率先して取り入れ、確かな質の高さのレザーと百を超える工程のハンドメイド製法を貫き、徐々にその知名度を上げていきます。
現在ではアナログとデジタルの融合した唯一無二のブランドとしてその地位を確立しています。
70年代創業なのでヴィンテージとしての歴史はまだ浅いですが、その年代をタグから見て判別していきます。
VANSON（バンソン）のタグから見る年代の見分け方
75～78年 「白タグ」
出典先サイト→「Pigsty」様
初期モデルに付く白タグ。
ボストンに拠点を置いていた時のもので、タグには白地に「VANSON Associates」表記。
79年までの後期には黒タグに変わっていたり、また白タグの中でも前期と後期で別れているらしいがここの詳細は不明。
79～82年 「黒タグ」
出典先サイト→「Pigsty」様
79年より白地から黒地のタグに変更されており、名前も変更されています。
70年代後半オイルショックによる不況の煽りを受け業績が低迷します。しかし、83年にマサチューセッツのサザンランドに拠点を移し、現在の名前でもある「VANSON Leathers」に改名、(表記はBOSTONのまま)80年代後半にはレザーブーム到来によりレザーブランド界での地位を不動のものとします。
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
フラッグタグが付くのが83年からとされている。。。？（不確定です。）
80年代～ 「現行タグ」
こちらが現在も使われている現行タグ。黒ベースに金色の刺繍で枠が付きます。
フラッグはタグの中に入ります。
出典先サイト→「JAM」様
80～90年代のアイテムは「TALON」ZIPを使ったモデルが多いです。（YKKもあるかもしれません）
なのでフロントや袖が全てTALONZIPを使った物だったら現行タグでも古いものの可能性は高いです。
出典先サイト→「Cider」様
また最近の商品になるとYKKに別注して作った「VANSON」ネームの入ったZIPを使用しています。
革の質も変わったり戻ったり諸説理由はあるようですが、最近のものの細かい年代の見方は確立していません。（あくまでヴィンテージの見方という事でお許しを。）
あとがき
出典先サイト→「Pigsty」様
白タグ黒タグも厳密にいえばファースト、セカンド、サードと年代も変わるらしいですが正式にどの年代でどのタグが使われていたのか確実な事はわからず、はっきりとした見方ではないです（汗）。 初期タグの細かい見方、誰かご享受して頂けると有難いです。
タグ自体はそこまで変更されていないのでヴィンテージとしては比較的大体の判別はしやすいかなと思います。
また、ヴィンテージレザージャケットは手に入りにくい物なのでどうしても欲しい！と思ったらいっそヴィンテージと肩を張れるレプリカジャケットを手に入れてエイジングするのも手ですね。↓
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以上「VANSON（バンソン）のタグから見る年代の見分け方」でした。