PENDLETON(ペンドルトン)のタグから見る年代別見分け方【ウールシャツ編】
2017/04/19
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古着屋に行けば必ずと言っていいほど置いてあるブランド「PENDLETON(ペンドルトン)」。伝統的な行程で作られるウールをペンドルトンはファッション要素とからめ、発売当時は革新的とも言えるカラフルで薄いウールシャツを発表。一気に有名ブランドの道を歩いてきました。
現在でも様々なブランドとのコラボレーションを行い、たくさんの名品を生み出しています。
ペンドルトンは1870年代からスタートしたブランドですが、今回は同ブランドの代表的であるウールアイテムに付くタグから見る年代の見分け方をまとめました。
ペンドルトンのタグから見る年代別の見分け方【ウールシャツ編】
ウールシャツが発表された1924年からの見分け方です。
また、タグの時代は多少前後します。
1924~30年代
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
ウールシャツタグではこれが一番古いタグです。
現行と比べるとPENDLETONの表記の角度が鋭い。そしてタグ自体も小さい。
ペンドルトンのマークの下には3行の文が入る。
1行目の「PENDOLETON WOOLEN MILLS」の頭文字P・W・Mの文字だけ少し大きい。
2行目には「PENDOLETON,OREGON」と入る。
40~50年代前半
出典先サイト→「JAM」様
初期タグとほぼ変わりないが、ペンドルトンマーク下の2行目が「PORTLAND,OREGON」に変わる。
50年代後半~60年代前半
出典サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
右下にサイズ表記が付く。
「PENDOLETON WOOLEN MILLS」の頭文字P・W・Mが他の文字と同じ大きさになる。
また60年に入ると、シャツのアイテムには肩の内側に白い洗濯表示タグが付く。
これが付かない物は50年代と判別できる。
洗濯表示タグが付いてタグの下部に、
「Ⓒ196○年~」の表記があるものは1960年代前半。
「Ⓒ196○年」の表記は無いものは60年代中期~後期となります。
60年代後半~70年代前半
ペンドルトンの文字の角度がゆるくなる。
枠下にウールマークと「PURE VIRGIN WOOL」表記が付く。
70年代前半~80年代
PURE VIRGIN WOOLの下に「MADE IN USA」が付く。
1980~90年代
全ての情報が枠内に収まる。
50年代後半~60年代前半のタグと似ているが、「MADE IN USA」等も入る為、このタグは80年代から90年代になる。
1990年~
現行タグです。
最後に
ペンドルトンっていう言い方が広まってますが、「ペンドレトン」とも言うみたい。日本語の発音の違いなんでしょうが。
あなたはどちらで呼んでますか?
以上「PENDLETON(ペンドルトン)のタグから見る年代別見分け方【ウールシャツ編】」でした。