OSH KOSH(オシュコシュ)のタグで見る年代の見分け方
2017/05/17
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1895年。ウィスコンシン州のオシュコシュにて「グローブ・マニファクチャリング・カンパニー」として創業する。農夫や鉄道労働者用のオーバーオールを製造販売していました。有名になったきっかけはキッズ用のオーバーオールを世界で初めて作ったとされていて当時のキャッチセールスは「パパの仕事着は僕の遊び着」だったらしく、これが大変好評でこれによってアメリカ中で一気に知られることとなります。
「OSH KOSH B’GOSH(オシュコシュ ビゴッシュ)」と名づけられたブランドは一般的には子供服で有名です。ですが古着好きにはワークウェアとして大変有名ですね。オーバーオールから始まったブランドだけにそれが有名で種類もたくさん出ています。
そんなオシュコシュのタグで見る年代の見分け方をまとめました。
OSH KOSH B’GOSH(オシュコシュ ビゴッシュ)のタグで見る年代の見分け方
年代にはズレる可能性があります。
また、タグの種類は非常に豊富な為、分かりづらかったらスイマセン。
40年代
胸ポケットに付くミニタグ(40~60年代前半)
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
主に40年代から50年代。また、60年代前半にも稀に見られる胸ポケットに付くミニタグ。
紺色のタグで黄色い刺繍、左下には「UNION MADE」「SANFORIZED」表記が入り、「B’GOSH」は小文字表記にそしてスラッシュ状に入る。
オーバーオールのバックタグ
NO IMAGEです。。。(画像募集中です。)
オーバーオールの背中部分に付く逆三角のタグで、
「OSHKOSH」
「B’GOSH」
「UNION MADE」
「VEST BAK」と表記される。
緑色がメインカラーで40年代のバックタグの字体はトゲトゲしいです。タグ面積いっぱいに表記され、「B’GOSH」が水平で大文字表記です。
50年代
「アウター」に付く紙タグ(希少)
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
50年代の製品に付く紙タグ。
言っての通り紙製なのでこのバーションのタグは取れていることが多く残っているものはかなり希少。
オーバーオールのバックタグ
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
50~60年代のオーバーオールに付くバックタグ。「B’gosh」が小文字で水平ではなく右肩上がりで表記される。
年代によって胸に付くミニタグとバックタグとで大文字だったり小文字だったり一貫してないので気を付けないといけません。
オールインワンに付くタグ
NO IAMGEです。。。(画像募集中です)
四角いタグに上部に「OSH KOSH」、左下に小さく「UNIONMADE SANFORIZED」、右下にスラッシュ状に「B’gosh」と入る50~60年代のオールインワン等に付くタグ。襟の内側や外側にも付いていたりする。
本当にたくさんのタグが出ていますね~
60年代
胸ポケットに付くミニタグ
出典先サイト→「JAM」様
胸ポケなどに付くミニタグ。「B’GOSH」が大文字になり水平表記になる。
この時代(60年代)まで下部の文が「UNION MADE」「SANFORIZED」表記。
アウターのタグ
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
アウター等に付く大きい四角タグ。オシュコシュの下に「Sportswear」と筆記体で斜めに入るこちらは60~70年代に見られる。
70年代
胸ポケットに付くミニタグ
70年代から胸に付くミニタグの下部の文が「THE GENUINE ARTICLE」表記になる。
また、®(レジスター)マークが無いものは60年代後期から70年代初期のもの。
オーバーオールのバックタグ
出典先サイト→「JAM」様
オーバーオールに付くバックタグ。「B’gosh」が小文字でスラッシュ状だったのが大文字に変わり、小さく表記される。下部の表記は「GENUINE ARTICLE」だったり「UNION MADE」だったり。またデザインは同じで色違いもあり。
アウターのタグ
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
大きい四角の紺タグ。アウターに付きます。また全て大文字でブランドネームも太くなる。
他にはちょっと変わったデザインの「B’gosh」が大きく刺繍されるタグもあります。
80年代
®(レジスター)マークが付く紺タグ
主に70年代後半から®(レジスター)マークが見られるようになります。80年代に入るとタグに®マークが表記されるようになります。
90年代
現行タグ
画像のようにかなり太目な文字のタグや、以前のヴィンテージと同じデザインのタグでも生産国が「KOREA」だったりするものは90年代以降の現行タグと見て間違いありません。
また、現在は現行ラインで「OSHKOSH CLASSIC」があります。こちらはヴィンテージではありません。
あとがき
「OSH KOSH B’GOSH」とは素晴らしきオシュコシュ!という意味らしいです。
以上「OSH KOSH(オシュコシュ)のタグで見る年代の見分け方」でした。