POWELL PERALTA(パウエルペラルタ)をタグ等で年代を見分ける方法

      2018/04/16

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1976年、当時プロスケーターであったステイシーペラルタと博士号を持ったジョージパウエルが立ち上げたスケートブランドが「POWELL PERALTA(パウエルペラルタ)」です。

また、同社が設立翌年に結成したのがスケート界の革命チーム「BONES BRIGADE(ボーンズ・ブリゲイド)」であり、当時のオールスター的な面子が揃っています。

メンバーはステイシー・ペラルタ、スティーブ・キャバレロ、トニーホーク、ロドニーミューレン、トミー・ゲレロ、ランス・マウンテン、マイク・マクギルらが在籍。80年代のスケートを牽引し、エクストリームスポーツを更に進化させた存在として有名です。

そんなチームを持つブランドなので関連グッズはとんでもなく売れたそうです。今でも当時のヴィンテージ品は高額で見られますし、復刻物も出ています。

そんなパウエルペラルタのタグ等を見て年代を見分ける方法をまとめました。

 

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POWELL PERALTA(パウエルペラルタ)の年代判別方法

70年代~80年代「最初期」

出典先サイト→長野県松本市古着屋「panagorias」様

初期はオリジナルタグではなくボディブランドを使用しています。

見られるのはTシャツでは「Stedman(ステッドマン)」

Stedman(ステッドマン)のタグで見る年代の見分け方

 

他のボディブランドも見られますがブート品等あるのでこちらでは省きます。

また、スウェットでは「DISCUS(ディスカス)」

アウターでは「SPORTSMASTER(スポーツマスター)」が見られます。

細かい年号を見分けるのはプリントにある年号を見ると良いです↓

出典先サイト→長野県松本市古着屋「panagorias」様

86年製ですね。

また、表記が「ローマ字」の場合もあり、これには見方があるのでそちらは下記を参考にして下さい。

 

コピーライトに付くローマ字の意味

出典先サイト→長野県松本市古着屋「panagorias」様

このローマ字表記はパウエル初期時代と80年代後期以降に見られます。

こちらは「ローマ数字」になります。読み方を知ると年代を正確に読み取ることが出来ます。

 

上段:ローマ数字・下段:アラビア数字

I V X L C D M
1 5 10 50 100 500 1000

ちなみに同じ数字は4つ以上連続では並ばないので、それ以上の時は下記の減算則を使用します。以下の通り。

IV IX XC CM
4 9 90 900

このローマ字の組み合わせで全ての年号がわかります。

出典先サイト→長野県松本市古着屋「panagorias」様

例えばこちらは「MCMLXXXVI」表記とありそれぞれが、

M→1000 CM→900

L→50 XXX→30 V→5 I→1という意味になり

全て足すと「1986」なので86年製ということがわかります。

 

90年代初期「一枚タグ、紙タグ」

画像募集中です。

紙っぽい質感のプリントタグで、赤い「P」のマークの上に黒字で「POWELL PERALTA」と2行で表記されます。

ペラっとした一枚のタグです。

 

90年代後期「二枚タグ」

出典先サイト→長野県松本市古着屋「panagorias」様

「P」の文字だけになり、裏地に「MADE IN U.S.A.」表記。

タグはロールタグになり二枚タグと呼ばれます。

 

2000年「後期タグ」

後期タグは刺繍になります。また、他国生産に変わります。

コピーライトのプリントは年号が直接表記されます。

 

注意点:復刻タグ

先ほど書いたローマ数字表記には一つ落とし穴がありまして、復刻アイテムにもローマ数字が付くという事です。

画像は1988年ということになるんですが、

こちらのタグは復刻モデルに付くものなのでローマ数字が年代物だからといって間違えてはいけません。

 

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まとめ

冒頭で話したステイシーペラルタ氏はスケート界のレジェンドである「Z-BOYS」にも所属していました。

そちらの詳しい話はこちらでしています。↓

オールドスケートファッションにあるリーバイス517の格好良さについて。

 

以上「POWELL PERALTA(パウエルペラルタ)をタグ等で年代を見分ける方法」でした。

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