CAT’S PAW(キャッツポウ)ソールを考察する

      2017/04/14

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以前、ビブラムソールの年代を見分ける方法をまとめましたが、

Vibram(ビブラム)ソールの歴史や古いロゴの紹介

今回は最近復刻されたことでも有名なヴィンテージソールの「CAT’S PAW(キャッツポウ)」について解説しようと思います。

 

CAT’S PAW(キャッツポウ)ソールについて

デザイン

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

何と言っても特徴的なのはこのソールデザインの「黒猫」。これは当時ポスターグラフィックデザインで活躍していたLucian Bernhard(ルシアン ベルンハルト)氏によりデザインされ、1936年に商標登録されました。

ソールというほぼ見えることのない部分にここまでの特徴を持たせたのは後にも先にもこのキャッツポウソールのみです。

白い丸の部分は「キャッツポウドット」と呼ばれグリップ力に優れ、猫の足を思わせることから「肉球」とも呼ばれています。

出典先サイト→「JAM」様

そしてこれが二つ付くことからキャッツポウは「Twin Gripper」という謳い文句を謳っていることが当時の資料からもわかっています。

 

製造されていた年代

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

40~50年代に見られたソールです。

60年代にソールメーカーに吸収後、消滅しました。

なので昔に消滅してしまったブランドですが、最近は復刻にて復活を果たしています。が、当時の物はやはり貴重でデッドストックならソールだというのに市場価格は結構なお値段になっています。

 

復刻

キャッツポウの名を冠した洋服の復刻ラインもある。(ワークパンツやプリントT等)

メインのソールは東洋エンタープライズ社のLONE WOLF(ロンウルフ)ブーツが使用していることで有名です。

 

あとがき

出典先サイト→「JAM」様

見える部分ではないですが、このソールが付いた靴はテンションが上がるんですよね。

きっとブランドが持つバックボーンやなかなか見れないデザイン価値の希少性等で、もう完全に自己満足なんでしょうがヴィンテージ好きとしてはこれ以上ないくらい嬉しくなるブランドなんですね。

ソールと関連性の深いブーツやシューズブランドの年代を見分ける方法はこちらです。

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以上「CAT’S PAW(キャッツポウ)ソールを考察する」でした。

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 - CAT'S PAW(キャッツポウ), ★ソールブランド