FILSON(フィルソン)のタグとその他で見る年代の見分け方
2016/12/30
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ゴールドラッシュ時代のシアトル、過酷な発掘業に耐えうる設計、作りで発掘業者を支えた「FILSON(フィルソン)」は1897年にスタートします。約120年の歴史を持つフィルソンですが現在も「MADE IN USA」を貫き、そしてその妥協を知らない姿勢も全く変わらずに僕たちに夢を魅せてきました。
その優れた性能は森林警備隊やハンター等、同じく過酷な環境に身を置くワーカー達の必須のギアとなったわけです。
完璧に着る人を選んでくるマッキーノジャケットや履きこなすまでに時間がかかりすぎるティンパンツ等、名作も数多く輩出しており、なんとか着こなそうと四苦八苦するのが当たり前なわけです。そういうブランドなんですよねフィルソンは。
最近はそんな圧の凄いブランドはあまり見かけないので是非是非これからも150年200年と続いていって子供の世代、孫の世代まで受け継がれていって欲しいです。
変に語ってしまいましたが、そんなフィルソンの年代を主にタグを見て判別する方法をまとめました。
FILSON(フィルソン)のタグとその他で見る年代の見分け方
タグの付くアイテムによっても年代にズレがあるため、大体の見分け方になります。年代には多少のズレがあるためご了承をお願いします。
FIL-CLO等やそれ以前の年代は画像がご用意できなかったため紹介していません(画像募集中です。ご協力お願いします。。。)
40~50年代「初期ひし形タグ」
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
最近のタグにそっくりなひし形タグ。デザインは同じだが記載内容が違うのでそこで判別できます。主に違うのはひし形の下の文。
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
プリントスナップボタンはこの年代まで。
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
またこの時代まで乳首リベット。
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
こちらは50~60年代に見られるタグ。
60年代「円形タグ」
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
菱型が円形に。詳細不明ですが70年代のものにも付くようです。ここでは主に60年代として取り扱います。
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
ボタンがプリントから刻印のものに変わる。
(乳首リベットも廃止。)
70年代~2000年代「後期ひし形タグ」
かなり長い間、というより最近まで使われていたタグ。初期のひし形タグと比べると下部の記載が多い。長いこと使われてきたタグなので70.80.90年代等の見分けが正直難しいです。どなたかご教授いただけると幸いです。
古いタイプには横のウールマークタグが付くようです。
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
こちらも同年代のもの。「MIGHT~」の記載がないものもあり、それは新しい年代のものと思われます。
実際クオリティが全く衰えないブランドなのでそういう観点からも判断しづらいのが僕の現状です。。。
2010(?)~現行タグ
正確に何年からかはわかりませんが現在一番新しいタグは、ひし形タグで表記がだいぶ少なくなるデザインです。
また最近のもので、シャツなどのインナーアイテムは他国生産をしているようです。
他には、
ナイジェルケーボンとのダブルネームラインもあり、これがそのタグです。
あとがき
最近の年代があやふやになってしまい申し訳ありません。
実際にはタグ以外の部分で見分ける方法もあるのでしょうが確実なことが言えませんのでこういった形をとらせていただきました。
以上「FILSON(フィルソン)のタグとその他で見る年代の見分け方」でした。