NEW ERA(ニューエラ)のタグで見る年代の見分け方
2020/05/17
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ストリートシーンにはなくてはならない存在の「NEW ERA(ニューエラ)」はアメリカ、ニューヨークのバッファローにて1920年に創業されたキャップブランドとしては実はかなり老舗のブランドです。
同ブランドはメジャーリーグベースボール唯一のオフィシャルオンフィールドキャップサプライヤーでもあります。
しかし創業当初はアイビーリーグやギャツビー等スーツファッションに合う帽子を製造していたんです。その後30~40年代にアメリカではポピュラーとなっていたベースボールのスポーツ用品を提供するブランドとなり、現在のベースボールキャップの基礎となるデザインを数々生み出していきます。
50年代にはメジャーリーグ用のキャップとして今も使われる「59FIFTY」が完成。
ちなみに。
・「59FIFTY」:1点ごとにサイズが決まっているライン。
・「9FIFTY」:スナップバックと言いバックの部分でサイズ調整が出来るデザイン。
90年代にはニューエラキャップ社は球場で着用されるキャップの共同専売権を獲得し、今日に至ります。
そんなニューエラのタグで見る年代の見分け方をまとめました。
NEW ERA(ニューエラ)のタグで見る年代の見分け方
年代はズレる可能性が有ります。
60年代
キャップタグ
出典先サイト→「JAM」様
シンプルな文字だけのロゴで筆記体表記です。
出典先サイト→「JAM」様
ツバ裏がグリーンカラーの生地は80年代頃まで見られる特徴的なデザイン。
服のタグ
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
服に付くタグも筆記体表記です。
70~80年代
キャップタグ
NEW ERAの文字でキャップの形をデザインした「キャップロゴ」がタグにデザインされるようになります。この時代はまだ表記がシンプルです。
サイズ表記も今は見られないタグです。
服のタグ
出典先サイト→「JAM」様
こちらは70年代に見られるタグ。
80~90年代初期
キャップタグ
前時代のキャップロゴを使用しています。
サイズタグがカラフルになり、表記が多くなります。また、以前はロゴタグにあった「MADE IN U.S.A.」表記がサイズタグに移動します。
(上三つの画像は知人からの頂き物です。)
また80年代までは、まだツバ裏がグリーンで90年代に入り始めるとグレー等に変わっていきます。
90年代~
キャップタグ
出典先サイト→「JAM」様
現在も使用されるロゴになります。
あとがき
もうすぐブランド誕生から100年が経とうとしている歴史的ブランドですが、現在も有名ブランドとのコラボレーションを多数発表し、増々勢いに乗っておりヴィンテージのみならず今後も要注目なブランドとなっています。
スポーツとは切り離せないシューズ系ブランドのまとめはこちらです。
以上「NEW ERA(ニューエラ)のタグで見る年代の見分け方」でした。