Golden Bear(ゴールデンベアー)タグで見る年代判別【GB Sport】
2017/02/17
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1922年サンフランシスコにて創業された「Golden Bear(ゴールデンベアー)」。以前紹介したスクーカムと同様、アワードジャケット(スタジャン)と言えばコレ!と挙げる人も多い程、それで有名なブランドです。
現在もサンフランシスコにて「MADE IN U.S.A.」を貫き続ける姿勢は近年では稀な存在となり、コアなファンも離れません。
アワードジャケット(スタジャン)としての質も良く、セレクトショップやドメスティックブランドのベースにも多く使用されています。
また特徴的なディテールとして、ゴールデンベアー社が特許を持っている、
このカフスプロテクターのディテールも一目でゴールデンベアーと分かるほどクールです。
創業から約90年。もう少しで100年を迎える素晴らしいブランドのゴールデンベアー社(現「GB Sport」社)のタグを見て年代を見分ける方法を今回はまとめました。
Golden Bear(ゴールデンベアー)タグで見る年代判別
年代はズレる可能性が有ります。
50年代「四足歩行タグ」他
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
かなり希少なクマが四足歩行している50年代の白タグ。滅多にお目に掛かれません。
出典先サイト→「Pigsty」様
こちらは確実ではないですがトレードマークであるクマが立ち上がるタグもあります。以降のタグは全てクマが立っているのでこの年代でも後期と思われます。
60年代「黒タグ」
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
基本的なデザインはここから現行モデルまでほとんど変わりません。この時代は黒タグ。
70~80年代「白タグ」
上の画像の黒タグのデザインはそのまま色が白タグに変わる。
現在のモデルにも使われるデザインの白タグのため見かけることも多いと思います。
だが現在、ブランドネームが「GoldenBear」から「GoldenBear sport wear」に変わっているため、現行モデルは中央のネーム表記が「GB Sport」となっています。タグ自体ほとんどそっくりなので間違えないように注意です。
80~90年代「革タグ」
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
ギザギザにカットオフされたレザーに焼き印された革タグ。クマの質感がリアルになります。
また革の質感が違うものもありますが、これによって年代が分かれるのかは不明です。もしかしたらモデルによって革の種類が違うのかもしれません。
現行モデル
先ほども書いた通り、現行モデルは白タグで中央表記が「Golden Bear」から「GB Sport」に変更となります。ヴィンテージか現行モデルかはここで判断できます。
あとがき
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
ちなみに全く同じ名前の「Golden Bear」メーカーが日本にも存在していますが、あちらは全くの別物で今回紹介したゴールデンベアーとは関係のないメーカーです。本来のゴールデンベアーは現在は名前が「GB Sport」となっていますし、何より「MADE IN U.S.A.」を貫いています。
混同しないようにしましょう。
以上「Golden Bear(ゴールデンベアー)タグで見る年代判別【GB Sport】」でした。