JANSPORT(ジャンスポーツ)のタグで見る年代の見分け方
2017/02/19
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1967年シアトルにて創業の「JANSPORT(ジャンスポーツ)」。ヒッピー文化真っ只中に3人組によって立ち上げられる。スキップ、マレー、そしてジャンである。世界初のサイズ調整可能なアルミスレームを作り出したマレーがブランドが成功したらジャンの名前を付けると約束し、無事成功を納めたため、その名前をとって「ジャンスポーツ」としてその歴史を紡いでいきます。後に2人は結婚しました。
愛をもって「ジャンスポ」と呼ばれている同ブランドはグレゴリー、イーストパック、アウトドアプロダクツに並ぶ4大バックブランドの内に名を連ねるとても有名なブランドです。
そんなジャンスポのタグで見る年代の見分け方をまとめました。
JANSPORT(ジャンスポーツ)のタグで見る年代の見分け方
年代はズレる可能性があります。
67年~「初期山タグ」
NO IMAGEです。。。(画像募集中です。)
創業当初に付いていた初期タグは赤地に白字でおにぎりのようなデフォルメされた山の中に「JANSPORT COMPANY」「SEATLE」と入ります。
この初期タグは復刻モデルで同じものが生産されています。金具のデザインや生地も似せて作られていますが復刻物は生産国がアジア(中国)なのでそちらで見分けがつきます。と、いうより雰囲気自体がまるで違うのですぐにわかると思います。
70年代
メインタグ
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
字体等、現在のタグデザインにかなり近づきますが、大きな違いは「MADE IN USA」が入らず、「®(レジスター)」マークも付かないという点です。
そしてこの発色の良い水色タグは70年代アイテムの象徴のようなタグです。
中期山タグ
(読者様から頂きました)
画像は「®(レジスター)マーク」が付くので復刻物ですが(当時は付きません)、初期の山タグもこんなにポップな山なりになりました。このデザインのタグも中々お目に掛かれないものとなりました。
80~90年代
メインタグ
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
80~90年代になると現行タグのデザインになりますが、この時代は「MADE IN USA」と「®(レジスター)」マークが入る今は無きデザインのものとなります。
また、この時代を最後にUSA生産は終了します。現行モデルは全てアジア生産なのでUSA製は希少ですね。タグには様々なカラーバリエーションがあり、
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
黒もありますし、こちらの黒地に赤字のコンビや、80年代を主流に銀色のタグもあります。
後期山タグ
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
後期の山タグは大分リアルな描写になります。
内タグでの年代判別
内タグでの年代判別も可能な時があり、品質表示タグに「00/00」という数字表記があればそのまま「00月/00年」に作られたということがわかります。
80~90年代は内タグがあればここを見るのが確実です。
現行モデル
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
70年代のタグにそっくりですが、現行モデルは「MADE IN USA」表記が無く、「®(レジスター)」マークのみが残ります。そしてこの時代からとてもたくさんの種類のタグが登場しますが、たくさんとはいっても上記の特徴は変わらないので現行モデルと一目でわかります。
(また、一部このタグでも「MADE IN USA」のモデルも存在しますので注意。)
あとがき
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
使用している金具やジッパー等でも年代判別が出来ますが、主にタグで見るという事でまたの機会にさせていただきます。
以上「JANSPORT(ジャンスポーツ)のタグで見る年代の見分け方」でした。