Levi’s（リーバイス）のタグで見る年代判別方【トップス編】
2017/04/25
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1873年設立。（細かく言えばもっと前からですが。）世界中で愛されるデニムパンツの原点と言える「Levi’s（リーバイス）」は古くはワーカー達の質実剛健なワークウェアを、50年代頃からは主にファッションシーンとしてのデニムウェアを中心に生産販売してきました。
とにかくデニムアイテムとしての基本を生み出したのがリーバイスであり、他のデニムパンツはこの基本に何かしら影響されているほどの影響力を持つブランドです。
リーバイスといえば「501」等のデニムパンツですが、今回はシャツや薄手のジャケット等のトップスに付くタグを見て年代を見分ける方法をまとめました。
Levi’s（リーバイス）タグで見る年代の見分け方【トップス編】
年代はズレる可能性があります。
30~40年代「ロングホーンタグ」その他
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
30~40年代を代表する中央のバッファローの角が長いいわゆる「ロングホーン」タグ。
出典先サイト→「SHACK-A-LUCK」様
ロングホーンと並び存在する「ロデオタグ」。
40年代「筆記体」「DELUXE」タグ
出典先サイト→「Cider」様
40年代は筆記体表記が多く見られ、格好良いデザインのタグが出てきます。
また、この40~50年代には「DELUXE」と入るタグが出てきます。(NO IMAGEです。画像募集中です。。。)
「DELUXE」タグに表記される「FABRIC ESPECIALLY LOOMED」は「特別に織られた生地・布」という意味で高級ラインに付くのが「DELUXE」という文字なわけです。この時代の他ブランドにもこの文字は見られますので時代特有の流行があったのでしょうね。
50年代「ショートホーンタグ」その他
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
50年代には長かった角が短くなる「ショートホーン」タグ。ショートホーンにはいくつかデザインがあり、
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
(この画像は復刻モデルです。)
これらのタグがございます。また、この年代から「®（レジスター）」マークが付き始めます。
また上のタグのデザインはそのままショートホーンロゴが無くなり、「DENIM FAMILY」と入るタグも50年代の物です。
出典先サイト→「JAM」様
ワークウェアに付くタグです。この年代にはリーバイス社はファッション要素の高い衣類を製造していたのでワークウェアラインは製造数が少なかったと思われます。なのでこのタグが付いている物は希少性が高いいです。
60~70年代「サドルマンタグ」
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
60~70年代には背を向けたサドルマンが登場します。ウエスタンらしいとても良いデザインですね。
サドルマンには三角タグバーションや、タグが茶色の茶タグもあります。
今まで大文字表記のみだった「Levi’s」ですが小文字表記もこの時代から見られます。
70年代
リーバイスのシンボルであるアーキュエイトマークに変わるシンプルなこちらのタグは70年代の物。こちらも多くのパターンが存在しています。
ウエスタンシャツ等によく見られる青タグ。
また、「Panatela（パナテラ）」リーバイスも70年代の特徴的なラインです。
出典先サイト→「JAM」様
こちらはレディースラインに付くタグ。
80年代
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
フランス国旗のようなパターンのこのタグは70~80年代に付くタグ。トップス編としてますが、ボトムスにも付きます。
他には1984年開催のLos Angelsオリンピック記念モデルに付く五輪マークの特別なタグ等もあります。
あとがき
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
滅多に見かけることは無いですが、このロングホーンのタグは全てのブランドの中でも最上位に入るくらい好きなデザインです。数多くの歴史を作ってきたバックボーンのあるブランドだから余計にそう見えてしまうのかもしれませんね。
ちなみにリーバイスと言ったら「５０１」がとにかく有名ですがその５０１の年代を見分ける方法をまとめましたのでこちらもご覧ください。↓
以上「Levi’s（リーバイス）のタグで見る年代判別方【トップス編】」でした。