MAVERICK（マーベリック）のタグで見る年代の見分け方
2017/02/21
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1960年代に創業したとされている「MAVERICK（マーベリック）」。ブルーベルのラインである「Wrangler（ラングラー）」の姉妹ブランドです。
デニムやダンガリー地を使ったアイテムが多く見られ、ウエスタンデザインが多いことからそういった物を専門的に扱っていたと思われます。現在ではヴィンテージ市場でもあまり見ることのなくなったブランドですが通なファンが多いですね。
あまりメジャーなブランドではないですが、ウエスタンデザインがお好きな方には是非お勧めしたいブランドでもあります。逆に言えば着ている人が少ないので他の人と被らないというのも魅力的。
そんなマーベリックのタグを見て年代を見分ける方法をまとめました。
MAVERICK（マーベリック）のタグで見る年代の見分け方
年代はズレる可能性があります。
60年代「白タグブルーベル無し」
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
後続して出る同じデザインのタグにはブルーベルマークが入りますがこちらには入りません。その後の年代も続いてベルマークが入ることから、ベルマークが入らないこちらのタグは60年代でも前期になるのではないかと思われます。（確実ではありません。。。）
白地に大きく「M」マークが入り、下部には「MAVERICK」「MADE IN U.S.A. BY BLUE BELL」「SANFORIZED」と入ります。
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
このような色違いも存在します。表記は変わりません。
60~70年代「白タグブルーベル有り」
NO IMAGEです。。。（画像募集中です。）
前年代と同じデザインで「ブルーベルマーク」が入るようになるこちらは60年代後期からと思われます。トップスとボトムスで表記方法が若干違いますが、大まかなデザインはこちらです。また、90年代の復刻版との大きな違いは「MADE IN U.S.A.」が入る（ヴィンテージ）か入らない（復刻）か、です。
また、
出典先サイト→「JAM」様
ボーイズサイズやレディースサイズにはこちらの独自のタグが付いたりします。
70年代「黒タグ」
出典先サイト→「Pigsty」様
ヴィンテージマーベリックでは見かけやすい黒タグ。黒地に大きく入る黄色の「M」マークがとてもクールです。
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
「RANCH COAT」と入るランチウェアの黒タグも70年代です。
出典先サイト→「JAM」様
この表記のタグもです。
80年代
出典先サイト→「JAM」様
USAモデルが出る最後の年代。カウボーイのワイルドおじさんが特徴的です。
90年代
NO IMAGEです。。。（画像募集中です。）
タグから「MADE IN U.S.A.」が無くなります。90年代からはラングラージャパンが内タグの品質表示タグに入ります。
当時は60年代に出したタグを模した復刻タグモデルが付きます。
あとがき
出典先サイト→「Pigsty」様
マーベリックとは「孤独を好む群れない一匹狼」という意味があるそうです。他には「所有者のいない焼き印の押されていない牛」とも言われています。
どちらにせよ「はぐれ物」みたいなイメージでしょうか。非常にクールなブランドネームですね。
以上「MAVERICK（マーベリック）のタグで見る年代の見分け方」でした。