レインスプーナーのタグで見る年代の見分け方【reyn spooner】
2017/01/18
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1962年誕生(正確には56年)。カリフォルニア、カタリナ島にて既に名の知られたレインはハワイの経済成長の可能性を感じ、家族と共にハワイへ移住しました。アラモアナ店にて成功を納めたレインは質、デザイン性の良いアロハシャツが当時ハワイに無かった為、自ら作り出そうとします。
一方ワイキキにてたった一台のミシンで作業していたスプーナーがレインの発注した製品を手掛けている後に自分の会社をレインに売却し、誕生したのが「reyn spooner(レインスプーナー)」なのです。以降その長い歴史を紡いでいくこととなります。
そして、1966年レインスプーナーを代表するあの「アロハシャツ」が誕生します。
そんなレインスプーナーのタグで見る年代の見分け方をまとめました。
レインスプーナーのタグで見る年代の見分け方【reyn spooner】
年代はズレる可能性があります。
70年代初期「前期乳首ありタグ」
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
66年からレインスプーナーのアロハシャツはスタートしたとされていますが、初期の頃のタグは白地に枠が黒のステッチで縫われ、左側の丸枠の女性の乳首が表記されます。
70後期~80年代前期「後期乳首ありタグ」
白地に枠が白のステッチで縫われ、左の丸枠の女性に乳首があるタグ。古着市場でもポピュラーなのは、全く同じデザインで乳首が無い次の年代のタグですが、わずかの期間こういった次のタグに移行する時の「レアなタグ」も存在していました。
80年代「乳首無しタグ」
出典先サイト→「ILLMINATE」様
白地に枠が白のステッチで縫われ、左の丸枠の女性の乳首が無くなります。
また80年代初期中期は丸枠が黄色い(通称「金タグ」)ですが、
中期後期頃になると丸枠が茶色くなります(通称「茶タグ」)。
そして茶タグからそれ以降のタグには「®(レジスター)マーク」も付くようになります。なので画像は80年代後期となります。
80~90年代初期「ダイアモンドヘッドタグ」
ハワイを象徴するダイアモンドヘッドをイメージしたダイアモンドヘッドタグです。
90年代~「水着タグ」「その他タグ」
女性が水着を着たカラフルな90年代のタグ。やっと着てくれましたね。
現行タグ
現在は他国生産が増え(MADE IN KOREA等)、タグには女性の姿が無くなります。
タグには沢山種類があります。
あとがき
ひじょう~~~にタグの種類が多く、昔からたくさんのブランドとコラボレーションしていたんだなとビックリさせられます。
メインのタグは見分け方が簡単ですがその他のタグは種類が多すぎてまとめきれませんでした。(しかし、大体が®マークの入るものなので90年代以降に多いというのはわかりますが。)タグだけでそこまでの種類があるなんてやはりすごいブランドですね。近年は生産工場を中国に移してしまったので同ブランドのハワイ製アロハシャツも年々数が減ってきているように思います。本物のアロハをゲットしたいなら絶対ハワイ製のアロハを狙いましょう!!
以上「レインスプーナーのタグで見る年代の見分け方【reyn spooner】」でした。