POINTER(ポインター)のタグで見る年代の見分け方
2016/12/04
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1913年創業。100周年を超え今なお不動の「MADE IN U.S.A.」を貫く「POINTER BRAND(ポインターブランド)」。
テネシー州にて始まった老舗ワークウェアブランドは猟犬の競技で名を馳せていたL.C.KING氏がよりタフで実用的なワークウェアを供給しようというコンセプトで立ち上げたもので、そのコンセプト通りの物づくりをしており、またそのワークウェアとしてのデザイン性は現在ではファッション的要素もからみ、アメカジ好きに無くてはならないブランドとなっています。
またロゴマークの猟犬であるポインターは、KING氏が可愛がっていた犬のビルがモデルで、ポインター競技での成績も素晴らしかったそうですよ。
そんな歴史あるポインターのタグで見る年代の見分け方をまとめました。
POINTER BRAND(ポインターブランド)のタグで見る年代の見分け方
年代はズレる可能性があります。
50年代
出典先サイト→「ILLMINATE8 1」様
現在とは犬自体が違うのではないかというぐらい種類が変わっていますが、タグの構図は同じ。また、この時代はとてもリアルな描写でプリントタグです。
60年代
出典先サイト→「Bluezz & Cheek」様
60年代から現在も見られる犬のデザインに変わります。60年代の特徴としてはプリントタグであることと、「SANFORIZED」表記が入ることです。
三角タグや四角タグもあり、®マークが付くものもあります。
60年代後期
NO IMAGEです。。。(画像募集中です。)
70年代とよく似た「SANFORIZED」表記の無いタグですが、この年代から「POINTER」から「POINTER BRAND」表記に変わります。
しかしそのすぐ下に「TRADE MARK REG.」表記があるため、このタグは70年代のタグに移る60年代後期のタグと思われます。
このように60年代と60年代後期でタグを分けましたが、「TRADE MARK REG.」「SANFORIZED」「BRAND」表記が入り混じる時期でもあります。以上の特徴が入るものは大きく60年代と捉えていただければ良いと思います。
70~80年代
出典先サイト→「Cider」様
POINTERの字が微妙に変わります。サイドがギザギザするようなデザイン。
またこの時代でプリントタグは終了します。
外側に付くタグは大分犬がデフォルメされています。
90年代
そしてこの時代から刺繍タグになります。
現行タグ
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
現行タグは首輪に色が付くのと、草が生い茂り、下部に「Msde in U.S.A.」と入るようになります。
このように白黒のタグもあり、こちらも現行タグです。
あとがき
出典先サイト→「Cider」様
タグのデザインがほとんど変わらない典型例なブランドです。それだけの自信があるのでしょう。実際現在も一部を除き「MADE IN U.S.A.」に拘り続けている数少ないブランドですね。しかも価格も比較的安価でコスパがかなり良いブランドなのでヴィンテージで何を狙えばいいかわからないという方はこちらお勧めです。
以上「POINTER(ポインター)のタグで見る年代の見分け方」でした。