パウダーホーンのタグで見る年代の見分け方【POWDER HORN MOUNTAINEERING】
2017/02/17
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1972年創業。アメリカ、ワイオミング州にていち早くアウトドアアイテムにウエスタンディテールを取り入れた事で有名になった「POWDERHORN MOUNTAINEERING（パウダーホーンマウンテニアリング）」。
これと並んで有名になったのがROCKY MONTAIN（ロッキーマウンテン）です。こちらは現在でもかなり有名ですが、パウダーホーンは歴史の影に隠れてしまった名ブランドの1つです。
と、いうのもこのブランド、革新的な試みで当時こそ有名になりはしましたが、オーナーの不慮の事故によりブランドとしてはわずか”14年”しか活動しておらず、86年に終了した生産期間の短いかなり希少な存在なのです。
2008年には復刻モデルが生産されていますが、同じく復刻されていたロッキーマウンテンに火が付き、こちらのパウダーホーンはまたしても影の存在となっています。ですが、14年にはまたしても復刻されています。
そんな背景もあり、またロッキーマウンテンがあまりに有名になったので他の人と同じものは着たくない！というようなヴィンテージ好きな人から人気を集めているブランドとなっているのです。絶対数も少ないので希少価値もあり、値段も高騰しています。
そんなパウダーホーンのタグで見る年代の見分け方をまとめました。
POWDERHORN MOUNTAINEERING（パウダーホーン）のタグで見る年代の見分け方
72年～「初期？白タグ」
出典先サイト→「Pigsty」様
この白ベースのタグがブランド初期の物なのですが、通常見られる物は一番下部の記載の右側に「U.S.A.」と本来入るはずなのにこちらには記載されていません。
ブランド設立当初だったからなのかまたはイレギュラーか・・・とにかく後年のタグには全て「U.S.A.」と入るのでこのタグは最初期に当たるものではないかと推測しています。
正確な情報がお分かりの方はお問い合わせ頂けると幸いです。
70年代「白タグ」
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
ブランド初期の白タグ。前年代とデザインは同じですが下部の右側に「U.S.A.」と入ります。
70年代後半「TMマーク」
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
タグに色が付きます。この時代はブランドネームの右のマークが「TM」表記です。（TMマークは出願前の商標や、出願中の商標に付きます。）新しくブランドロゴ等一新したため、商標申請中の時代のタグなわけです。
80年代初期「®（レジスター）マーク」
TMマークから「®（レジスター）」マークに変わります。
80年代中期「MADE IN U.S.A.のみ」
出典先サイト→「JAM」様
下部が「MADE IN U.S.A.」表記のみになります。
あとがき
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
ロッキーマウンテンも素晴らしいブランドですが、パウダーホーンもかなりクールですね。
また、他にもアウトドアブランドとして有名なグラミチの年代を見分ける方法もまとめましたのでご覧ください。↓
以上「パウダーホーンのタグで見る年代の見分け方【POWDER HORN MOUNTAINEERING】」でした。