Barbour(バブアー)のタグで見る年代の見分け方
2017/01/21
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1894年イギリス、サウスシールズのジョン・バブアーによって創業。狩猟や乗馬をする人たちに好まれた「Barbour(バブアー)」。代表作であるオイルを染み込ませたワックスクロスで作られるアイテムは防寒、防風、火にも強く、たき火の飛び火で服が燃えることがなくなり、アウトドアで活動する人に最適なブランドとなっています。
また、後年では英国王室ご用達ブランドとなり、エリザベス女王やチャールズ皇太子等に愛用され現在でもファンは非常に多いです。
近年では様々なブランドとのダブルネームも発表されており増々の活躍が非常に楽しみなブランドです。
そんな歴史あるバブアーのタグで見る年代の見分け方を今回はまとめました。
Barbour(バブアー)のタグで見る年代の見分け方
年代は多少ズレる可能性があります。
~30年代(年代不確定)
NO IMAGEです。。。(画像募集中です。)
最近のダブルネーム物でも見られる灯台タグ。
創業当初、急速に発展していたサウスシールズ港に登場したバブアー。そしてバブアーの代名詞であるワックスジャケットの「ビーコン」を製造販売した所、悪天候をものともしないその機能性の高さから瞬く間に知名度が上がったと言われています。
そんな背景が浮かぶような灯台を中央にしたサウスシールズのタグ。デザインは上部に大きく「BARBOURS」中央に「BEACON BRAND(ビーコンブランド)」その下に灯台の絵、下段に「SOUTH SHIELDS」と入る大きいタグです。
かなり希少です。
30~40年代「初期白タグ」
出典先サイト→「ILLMINATE」様
太字の筆記体で「Barbour Suit」と入り、その下には創業者とその息子の「J BARBOUR & SONS」バブアーのイメージコピーである「SOUTH SHIELDS」と入ります。(はっきりと分かりませんが50年代にも見られるようです。)
40年代「後期白タグ」
NO IMAGEです。。。(画像募集中です。)
前時代とかなり似ていますが、表記はシンプルになり、「Barbour’s of SOUTH SHIELDS」のみの表記になります。白地のタグで字は緑で塗りつぶされます。
50~60年代「黄タグ」
出典先サイト→「ILLMINATE」様
ワラントタグに移行する前の黄タグ。右下にブランドネームが入る。
70年代~81年「1ワラント」
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
ここからタグのモデルチェンジがあります。タグ上部に紋章(ワラント)が1つ付く初期ワラントタグ。タグの下部に黄色い線で挟まれた表記はアイテムのモデル名です。「Barbour」の文字も初期は細いです。
82~87年「2ワラント」
出典先サイト→「Pigsty」様
わずか5年ほどしか生産されていない2ワラントタグ。ワラントが2つに増え、左上に表記される。文字も太くなります。
希少です。
88~90年代「3ワラント」
ワラントが3つに増えます。ちなみに並んだワラント(又はクレスト)とは、それぞれ「エリザベス女王」「エジンバラ陛下」「チャールズ皇太子」から英国王室御用達の認定を授かったという証。
その品質の高さは英国王室の保証済みということなんですね。
現行タグ「縦ワラント」
現在は3ワラントが左側に縦に並びます。
他には同じデザインで「Barbour」が筆記体の物も現行タグです。
(しかし復刻物はこの限りではありません。)
あとがき
ワックスクロスのオイルは正直言うと始めは本当臭いですよね(笑)でもこれがこなれてくるとなんだか病みつきな匂いに変わってくるのが何とも言えず幸福。しかし書いてて気持ち悪いです。
また、同じくヨーロッパで有名なセントジェームスの年代見分ける方法はこちらです↓
以上「Barbour(バブアー)のタグで見る年代の見分け方」でした。