ヴィンテージのワークボタンって何故あんなに魅力的なのだろうかと話したい。

   

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言いたいことは伝わってると思います

もうタイトルで既に完結してる感はあるんですが(笑)、ヴィンテージのワークボタンって何であんなに魅力的なんでしょうか?

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

現行品もその特徴を色濃く残しているブランドは有りますが、やはりワーク全盛期と言われる50年代以前の時代のボタンはどのブランドも激しい競争を勝ち抜こうと必死な為か、ボタンのデザインが凝っている物が多く、また今見ると何十年も経っているので更に雰囲気が出ていてとても魅力的に見えます。

 

出典先サイト→「archeologie」様

まぁそれもそのはずですね。

というのも、ワークアイテムと言っても機能性や耐久性を求めた結果がカバーオールやオーバーオール、ペインターパンツ等のディテールなわけでこの形自体はどのブランドもそう大して変わらないわけです。

じゃぁどこで差別化するかと言ったらステッチ幅だったりポケットの位置だったり細かい所は色々ありますが、やっぱりボタンだと思うんですよね。

あのインディゴブルーにゴールドのボタンは最高の相性を持っています。

とにかく目立つ部分だからそこで各々の企業が差別化を図るようになるのは自然の流れだと思います。

 

様々なヴィンテージボタン

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

ヴィンテージワークでも人気の高い「STRONG HOLD(ストロングホールド)」と「CARHARTT(カーハート)」。

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

ストア系のJC.Penney(ジェイシーペニー)のブランドの1つ、「PAY DAY(ペイデイ)」のもの。

シンプルですがインパクトは大きいです。

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

US.NAVYのアンカーボタン。

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

あまり聞きなれないかもしれませんがヴィンテージ好きなら必ず知っている「CAN’T BUST’EM(キャントバステム)」のヴィンテージボタン。

このように多種多様なデザインのボタンが確認されます。

 

チェンジボタンの存在

またヴィンテージのボタンには、打ち付けるタイプの物が多く見られますが、「チェンジボタン」

というシステムを搭載している物も見られます。

・ ヴィンテージ用語解説

チェンジボタンとは、ボタンの裏側にリングが付けられ、生地側には小さな穴が開きます。

出典先サイト→「Pigsty」様

この穴にボタンを通してリングで固定することでボタンとして機能する、というわけです。

このシステムを生かせば例えば「US.NAVYのヘチマ襟ジャケットにバステムのボタンを装備する」なんていうメチャクチャな事も出来るシステムなわけ。

それにもしボタン自体を紛失してしまったとしてもチェンジなら替えがききます。打ち込みタイプだとボタンが無くなる時は大体ボタンが破損したり、生地が負け、破れてどうしようもなくなることがほとんどですしそこと比べてもチェンジの利便性はとても高いと思います。

ただコスト的な面と裏側のリングがインナーの生地に引っかかったりとデメリットもありますが。

しかしこれもリングに関してはリング部分に別の生地をかぶせる等で対策はできますね。更にコストはかかりますが(苦笑)

 

僕は将来こんなヴィンテージがあったらいいなを表現したブランドを立ち上げたいと思っていますが、その時にやりたいことの一つとしてこの「チェンジボタン」のシステムがあります。

ワークアイテムラインはチェンジボタンシステムにしてお店にヴィンテージやオリジナルのチェンジボタンを用意して自由にカスタムしてもらう・・・なんて素敵じゃないですか。

もしかしたらもうやっている所はあるかもしれませんが、これ面白いんじゃないかなと思ってます。

 

あとがき

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

ワークブランドってまだ僕らも知らない非常に数多くのブランドがあるので興味は尽きないですね。

ちなみに古着知識等に興味がある方はこちらをご参考下さい。

古着知識に関する本やおすすめのレザーアイテムまとめ

以上「ヴィンテージのワークボタンって何故あんなに魅力的なのだろうかと話したい。」でした。

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