ヴィンテージ?アンティーク?ユーズド?どの時代からどう言うのか決まりなんてあってないようなものです

   

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どの時代からこう呼ぶって人によってあやふや

よく耳にする話でもあり、実はハッキリとした答えを知らない人も多い話題だと思いますが、古着でよく聞く「ヴィンテージ」や「アンティーク」等っていつからの時代を呼ぶものなのかとても曖昧ですよね。

古着屋の方に聞いたり、ネットで検索すると大体誰も「30年ぐらい前から」とか「70年代以前」とか(場所によっては60年代ってとこも)って言ってるのを見るんですが実際の所どうなんでしょうかこれ?

 

それぞれの言葉の意味

本題に入る前に言葉の意味を説明します。

「アンティーク」洋服には使わないが、家具や雑貨、アクセサリーに使う。100年以上前の物を指す。

「ヴィンテージ」洋服や小物等が長い年月を経て年代的価値を持ったもの

「デッドストック」一度も着ていない新品状態のヴィンテージを指す。

「ユーズド」一度でも着たことのある服のこと。

その他、ヴィンテージ用語集はこちらへどうぞ

ヴィンテージ用語解説

 

さて本題です。

70年代からヴィンテージと呼ぶなら80年代や90年代はどうなっちゃうの?

個人的には「ライトヴィンテージ」なんて呼んでますが・・・

こう呼んでる時点でヴィンテージは70年代からって深層意識では考えてるのかもですが、僕も昔から古着屋の方と話したり、古着屋で働いていた経験から自然とそういう考えになっているのかもしれません。

 

しかしちょっと待てよ

一歩引いて考えてみると。

検索するとよく出てくる「30年前ぐらいからヴィンテージ」というなら、現在(2017年)は80年代もヴィンテージってことになりますが、昔から古着好きだった僕からすると、ある人は「70年代がヴィンテージ」と言い、ある人は「80年代からだ」と言い・・・何だろうそれって。定義がハッキリしないんですよね。

 

僕からすれば90年代も立派なヴィンテージです。90年代っていても、もはや20年前のものだし揚げ足とるようですが、じゃぁその時代のデッドストックは何て言うの?って思います。ヴィンテージって呼ばないならデッドストックとも呼ばないですよね。しかしお店によっては90年代のデッドストック。なんて書いてあったり。

それとも「それはデッドストックの本当の意味だよ」と言うんでしょうか?

デッドストック自体の意味は「不良在庫」「売れ残り品」つまりアウトレット商品と同義で、一般的にはネガティブなイメージを言葉から受けますが、ヴィンテージの専門用語では「古い物が新品状態で出てきた価値あるもの」としてポジティブなイメージで扱われます。

こう書いてなんですが「70年代以前こそがヴィンテージだ!」っていう人の気持ちも凄くわかっちゃうんですけども(笑)

 

今の気持ち

だから今は「90年代」からヴィンテージって呼んでいいんじゃないかと思うんです。

・今まで:60年代からとか80年代からとか人によってヴィンテージの定義がとても曖昧。

・これから:90年代からヴィンテージと呼ぶ。

ヴィンテージでよく見かけるブランドも90年代から価値あるものも沢山見られますし、70年代ぐらいからヴィンテージでしょって考えは今の時代、少し頭が固いような気もします。

2000年初頭にも希少価値のあるブランドはありますが、さすがに10年ちょっと前のものをヴィンテージと呼ぶのは早すぎると思いますし90年代はいいラインではないかと。

また時代は変わるものなので、2000年初頭もヴィンテージと感じたら、その時々でまた定義は変えれば良いと思います。

賛否両論色々あるとは思いますが、現在はそう考えればわかりやすいと考えます。

 

と、僕の考えを述べさせてもらいました。

興味ない人にとってみたらまぁ全部古着なんですけどね(苦笑)でもそこに年代価値や時代ごとのデザイン、特徴などが加わっていくと途端に付加価値が付き、魅力的な物に変わっていきます。

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古着知識に関する本やおすすめのレザーアイテムまとめ!

以上「ヴィンテージ?アンティーク?ユーズド?どの時代からどう言うのか決まりなんてあってないようなものです」でした。

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