Levi’s(リーバイス)主にタグで見る年代判別【スタプレ-ボトムス編】
2017/02/17
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Levi’s(リーバイス)社が発売したフレアパンツの名品「STA-PREST(スタープレスト)」は1964年に発売されました。
愛を持ってスタプレと呼ばれているこのモデルはスラックスのようにも履けるため、カジュアルシーンからライトなドレスシーンにも好まれ、世界中でヒットすることとなります。
そもそもスタープレストとは「STAMP-LESS(スタンプレス)」からきているそうで、アイロン掛けがいらないという名前の通りシワになりにくく、センタープリーツも取れにくい画期的なアイテムでありました。
今現在もファンが多く、現行モデルも出続けている「スタプレ」の年代を主にタグで見て判別する方法ボトムス編をまとめました。
Levi’s(リーバイス)主にタグで見る年代判別【スタプレ-ボトムス編】
年代はズレる可能性があります。
64年~70年代
比較的よく見られる「®(レジスター)」マークが入るタグ。70年代~80年代を代表するタグです。
下部には「NEVER NEEDS IRONING」の表記。
また珍しいですがこのデザインで®マーク無しの黒地タグもあります。上部に素材表記が入るものも確認されています。
60~70年代は「BIG E」タブが付きます。
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
60年代に主に使われる棒タロン。
60~80年代は画像のように内側に紙のタグが付きますが、中段表記の左側にモデル名(画像なら646)の下にある2桁の数字が製造年と見てとれます。これなら79年製造ということになります。
紙タグが生きているなら年代判別は簡単ですね。
70年代後半
70年代から80年代は変わらずこちらのタグです。
「BIG E」も「small e」に変わります。タブのカラーリングは様々で黒地もあればオレンジタブもあります。
ジップ部分ですが、ここだけで年代を判断するのはスタプレは難しいですが、70年代は「42 TALON」を使用していることが非常に多いです。
またスタプレに限らず、上記のようにジップ部分でも年代を細かく判別することができます。こちらにTALON社の年代判別方をまとめました。よかったら見て下さい↓
80年代~
前年代に登場する青タグと並び、黒タグも登場します。
下部表記の「NEVER NEEDS IRONING」が「ONE CREASE CLOTHING」へと変わります。
80年代になるとサイズ表記タグがこのようなデザインになります。また似たデザインで良くある白と赤のカラーリングのものもあります。
この内タグも存在します。(画像は501のものです。)
70年代は「42 TALON」が主流でしたが、80年代は「SCOVIL(スコービル)」ジップがよく見られるようになります。例外はもちろんあるのでここだけでは判断しないでください。
現行モデル
現行モデルは内側がこのようなデザインになっています。
また、タブもオリジナルの横タブを使用しています。
あとがき
カジュアルアイテムなのに上品さがあるので普段にはもちろんですが、結婚式の二次会等でも使えそうですね。もしヴィンテージをそのように履きこなしていたら、僕はチラ見が止まらないでしょうね(笑)
また、リーバイスと言ったら何といっても「501」ですが、その501の年代を見分ける方法をこちらでまとめましたのでご覧ください。↓
以上「Levi’s(リーバイス)主にタグで見る年代判別【スタプレ編】」でした。
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