【RN・WPLって何?】レジスターナンバーの意味を知るとヴィンテージがより深く楽しめる!【解説】
2017/02/04
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レジスターナンバーの意味を知るとヴィンテージがより深く楽しめる!
古着好きな皆さんならこの表記は必ず目にしていると思います。
「RN00000」・「WPL0000」こちらの英数字。
見たことがありませんか?それなら次回から注意深くタグを見てみてください。このどちらかの表記が入るタグが多く存在していることに気づくはずです。これらは「レジスターナンバー」と呼ばれています。
このナンバーの意味を理解するとヴィンテージというジャンルが更に深くなりますので今回はその意味を解説していこうと思います。
レジスターナンバーとは一体何なのか?
「RN」とはRegistered Numberの略名です。
RNはFTCと呼ばれる「Federal Trade Commission 」に、毛織物と毛皮の対象となる製品をアメリカで製造や輸入、販売を行う会社(事業者)に対して発行される番号なわけです。
また、細かく言えば違うんですがRNの前身として「WPL」があります。「WPL」とはWool Products Labelingの略名で、意味はこちらも毛織り製品の製造や販売をアメリカにて行う場合に登録した会社に対し発行されていました。
ちなみにアメリカではRN登録は強制ではないようです。
その歴史
レジスターナンバーは1941年よりスタートします。前述の通り、始めは「WPL」という名前です。
「WPL(法令Wool Products Labeling)」
1941~1959年まで
この期間の間に「00101~13669」までの番号が登録順に発行されています。
そして、
「RN(法令Fur Products Labeling)」
1952~1959年まで
この期間の間に「00101~04086」までが登録順に発行されています。
「RN」で統一
1959年~現在
この年に「WPL」と「RN」は一つになり、以降「RN」で統一されます。
今まで登録された番号はそのまま使用され、まだ使用されていない「13670」から順次発行されます。
WPLのが発行開始は早いですが、発行時期が7年近く被っているんですね。
これによって何がわかる?
今ではあまり考えられないと思いますがヴィンテージのタグにはブランドネームが一切入ってない場合があり何のブランドなのか判断できないことがあります。
そんな時に便利なのが下の「FTC(Federal Trade Commission)」のサイトです。
https://rn.ftc.gov/Account/BasicSearch
こちらに「会社名(英語)かRN番号」を入れると応じて「会社名かRN番号」が分かります。
なのでレジスターナンバーしかわからないアイテムがあればブランドを特定することが出来ます。
ぜひ活用してください。
あとがき
「FTC(Federal Trade Commission)」のサイトにも記載してありますが、RN番号は1つの会社に1つだけしか発行できないそうです。ですがたまに2つRNを持っている会社を確認できるんですよね。何か抜け道というか2つ獲得する術があるのかもしれませんが詳しい話はわかりません。
分かり次第追記いたしますね。
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以上「【RN・WPLって何?】レジスターナンバーの意味を知るとヴィンテージがより深く楽しめる!【解説】」でした。