PAY DAY(ペイデイ)のタグで見る年代の見分け方
2016/12/15
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以前ご紹介したストアブランドJC Penneyの「BIG MAC(ビッグマック)」。この姉妹ブランドにあたる「PAY DAY(ペイデイ)」について本日はまとめました。
毎度のことながら3大ストアブランドの説明をさせていただきますと、1900年代初頭からワークブランドの全盛期と言われる時代(20~50年代)を過ぎ、中には今なお健在である3大ストアブランドというのがアメリカには存在していました。
「SEARS(シアーズ)」
「MONTGOMERY WARD(モンゴメリーワード)」
そして
「JC Penney(ジェイシーペニー)」
この3社なわけです。
今でいうイオンの「TOPVALU(トップバリュ)」とかドンキホーテの「情熱価格」とか。その会社のPB(プライベートブランド)のことですね。上記の3社から出しているそれは物凄い数のPBを「ストアブランド」としてくくっているのです。
そのストアブランドである「JC penney」のPBの1つである「PAY DAY(ペイデイ)」をタグで見て年代を見分ける方法をまとめました。
PAY DAY(ペイデイ)のタグで見る年代の見分け方
年代には多少ズレの可能性があります。
30年代「ハンマー」タグ
NO IAMGEです。。。(画像募集中です。)
ヘラクレスのハンマータグに似たデザインで両端の枠が大きくなるデザイン。字体もトゲトゲしくてカッコ良いです。
ペイデイの画像は用意できなかったので参考画像としてヘラクレスのハンマータグはこちらでご覧いただけます。
デザインはこれにそっくりです。↓
40年代「SUPER」「盾」タグ
NO IMAGEです。。。(画像募集中です。)
同系列のBIGMACにもあるSUPERラインの「SUPER PAY DAY」。
40年代中盤まではライトオンスの生地に防縮加工(サンフォライズ)をするのがかなり難しく、その時代に10oz以下の生地に防縮加工した商品はペニーズでは「SUPER」と付けて別ラインであることを示している。
なので、「SUPER」が付くものは特に耐久性が高い。
スーパーペイデイには「8oz」と表記が入るデザインのものもある。
スーパーペイデイの画像はありませんが、ビッグマックなら参考画像がありますので良ければどうぞ。↓
他にも、
出典先サイト→「Cider」様
盾マークのもの。
出典先サイト→「Cider」様
そしてこれがオーバーオールのバックに付くタグ。
また、
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
このような白タグもある。
ワークブランド黄金期でもある為、同年代のワークブランド同様タグも凝ったデザインが多く種類も非常に多い。
50年代
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
上下でカラーが分かれており、上部に「PENNEYS」下部に「PAY-DAY」と入る。
黄金期も終息に向かっている時期ですが、このタグもまた同年代のBIGMACにそっくりのタグが出ています。
他には、
出典先サイト→「Pigsty」様
ちょっとデザインの違うこちらのタグに、
出典先サイト→「Pigsty」様
オーバーオールに付くバックタグ。
50年代特有のカラーリングですね。
あとがき
出典先サイト→「GALAXY」様
ちなみにPAY DAYとは給料日のこと。
ワーカーをすっと連想させるようなストレートさですね。
以上「PAY DAY(ペイデイ)のタグで見る年代の見分け方」でした。