ONEITA(オニータ・オネイタ)のタグで見る年代の見分け方
2017/02/21
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1893年ニューヨークにて創業。古くはアスレティック・ボディ系ブランドとしてアンダーウェアを専門的に製造していた「ONEITA(オニータ・オネイタ)」。後にTシャツ、パーカー、トレーナー等の製造も開始され、70~80年代からはファッション要素の高いバンドTシャツの製造も始まります。ここ日本においても有名ブランドとのコラボレーションも行われ、ボディブランドとしての地位は確立したかのように見えましたが。。。
98年にONEITA INDUSTRIES,INCが倒産し、100年以上の歴史に幕を閉じます。しかし、2009年に商標権を「MAG」が獲得し「THE GOOD OLD DAYS」をコンセプトにアンダーウェアや衣類の製造販売をしています。
そんな歴史あるオニータ・オネイタのタグで見る年代の見分け方をまとめました。
ONEITA(オニータ・オネイタ)のタグで見る年代の見分け方
年代はズレる可能性があります。
40~50年代
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
小文字の「Oneita」と表記され、その下に「REG.US.PAT.OFF.」と入る40~50年代の刺繍タグ。
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
小さいロールタグもあります。
出典先サイト→「KOKO-TEA」様
盾のようなマークの中にこちらも小文字の「Oneita」と表記される。
~50年代
前年代の「ONEITA」盾刺繍タグのマイナーチェンジデザイン。
「Oneita」が大文字の「ONEITA」に変わる盾タグ。
40年代にも見られるようです。
60年代
出典先サイト→「SHACK-A-LUCK」様
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
シンプルなデザインに変わります。
まだ「®(レジスター)マーク」は付きません。
70年代
シンプルなデザインは変わらずですが、この時代から「®(レジスター)マーク」が付くようになります。
80年代「初期銀タグ」
出典先サイト→「JAM」様
80年代に見られる銀色のタグ。初期は表記が少なく、またブランドロゴも太字です。そしてこの時代からバンドTシャツ等ファッション要素の高い製品が多く見られるようになります。
80年代中期~90年代前期「後期銀タグ」
出典先サイト→「Boundary243」様
後期の銀タグは下部の記載が多くなります。
出典先サイト→「JAM」様
ONEITAが細い字体になるこちらは80~90年代に見られるもの。
あとがき
出典先サイト→「Boundary243」様
バンT等で有名なオニータですが、掘り下げるとここまで古いものもあり、ブランド初期と後期とではデザインも大分違う事がわかりますね。古着屋さんで多く見られるのはファッション性の高い後期のアイテムですが、初期の商品もヴィンテージ好きにはたまらないものとなっていますね。
ちなみにバンドTシャツのお勧め51選をまとめましたのでこちらもご覧ください。↓
以上「ONEITA(オニータ・オネイタ)のタグで見る年代の見分け方」でした。