ヴィンテージHanes(ヘインズ)タグで見る年代別の見分け方

      2017/05/17

本日の人気記事TOP5

これほどまでに僕たちの人生に密接なボディブランドは無い。といっても過言ではないくらい日常に溶け込んでいるブランド「Hanes(ヘインズ)」

ヘインズとしてドーンと名前が付いてるものや、「あ、これもヘインズなのね。」「へ~このブランドのTシャツ、ヘインズだったの!」ってぐらいどこでも見かけます。例えパっと見でヘインズでなくても。

ヘインズサーチシステムみたいなのがあったら街に出たら1分とせずに出会うでしょうね。(さすがに言い過ぎ?)でもそれぐらい親しみがあるんです。

そんなヘインズはヘインズコーポレーションとしては60年代からのものとなりますが、そのルーツをたどれば起源はなんと1900年初頭にまで遡ることになる歴史ある肌着ブランドだったんですね。

元々はヘインズ兄弟が別々に会社を立ち上げ、様々な技術やデザインを開拓して競い合っていましたが、60年代にこの2社が合併し、現在のヘインズコーポレーションへと生まれ変わるのです。

そんな進化を続けるヘインズはヴィンテージ好きな僕たちにもトキメキやワクワクを与えてくれました。今回はそんな歴史あるボディブランド「ヘインズ」のタグから見る年代の見分け方をまとめてみました。

 

スポンサーリンク

 

ヴィンテージヘインズ、タグから見る年代別の見分け方

ヘインズコーポレーションとして生まれ変わる前の40年代からです。

40年代後期~50年代

2016-10-19_17h46_52出典先サイト→「Cider」様

一口にタグと言っても長い長い歴史を持っているので、その種類は全ては紹介しきれない程存在しています。40~50年代に特徴となっているのは刺繍を使っているということです。

ヘインズで刺繍タグだったら相当古いです。まず見かけないですけどね。

 

 

50年代~60?年代

dsc05977

50年代からはプリントタイプのタグに切り替わります。

その初めが「WIND SHIELD(ウインドシールド)」の文字。

この刺繍バージョンもあります。それはほぼ40年代とみていいでしょう。

 

 

50~60年代

2016-11-17_21h06_17出典サイト→「archeologie」様

旗がふぁさぁ~って。

ヘインズポートタグです。

個人的にはこのタグのデザインが好きです。

 

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

60年代には「®マーク」が入らないレッドフラッグタグも出てきます。

 

 

70年代

この時代から実に色々なパターンのタグが入り混じります。

2016-10-19_17h19_37出典先サイト→「Six Pac Joe」様

70年代を代表するレッドフラッグタグ

®マークが入るようになります。アメリカでこの表記をすることに決まったのが60年代で、ヘインズがタグに入れ始めるのが丁度この時期です。(確実とは言えませんが、取り敢えず®マークが無ければ60年代で、あれば70年代と考えて良いと思います。)

70年代初期中期に多く見られるタグです。また同じデザインでタグ内に表記がたくさん載っているパターンも確認されています。

コレらを含め、以下のタグは80年代にも見られます。
dsc05906

80年代まで見られる黒のフラッグタグ

他には青色や、

緑色や黄色のフラッグもあったりする。

70年代はホント色んなカラーのフラッグタグが混在していて楽しいですね。

 

そしてフラッグタグに台頭するように出てくる70年代主流のタグがこちら

2016-10-19_17h17_52出典先サイト→「Six Pac Joe」様

オレンジタグです。急にちっちゃくなったのでチビタグとか、デザインの三角形から三角タグとも呼ばれているのがこれの特徴。

 

そして肉厚コットン地で有名な「Beefy(ビーフィー)」タグもここから出てきます。

2016-10-19_17h21_49出典先サイト→「Six Pac Joe」様

タグで言ったらヘインズポートですが、質感で言ったら、僕は「BEEFY(ビーフィー)」シリーズが一番好きですね。アジも良く感じられるし、何よりあの肌触りが好きです。

 

 

80年代前期

出典先サイト→「Boundary243」様

80年代前期になるとデザイン自体はそこまで変わらないんですが、タグの質が大きく変わります。

コットン地でガッシリしてたのがペラッペラになるのが特徴。ツルツルな感触。

 

また「Beefy」「Fifty-Fifty」シリーズ共に同じ仕様変更されています。

2016-10-19_17h27_45

ポリコットンタグも変更されています。このオレンジタグの力強くてインパクトのあるフォントもアメカジっぽくていいですね。

 

 

80年代全般~

出典先サイト→「Sunny Side Up」様

80年代になるとオレンジタグは徐々に影を潜め、この青タグが主流になっていきます。

絵柄がまたガラっと変わりますね。

 

そしてオレンジタグ時代にもあった「Fifty-Fifty」,「ポリコットン」タグは
dsc05925

何やらスマートな感じですね。

 

 

80年代後期~

dsc05889

コットンとアクリルを使い始めたのは80年代後期です。

 

 

90年代

dsc06595

90年代に入るとカクカクしてたブランドネームが、丸みを帯びて端がはねるようになりました。

90年代ってもうヴィンテージの域なんだなぁと年を感じてます。(汗)

だってそうですよね、もう20年前だもの。

 

スポンサーリンク

 

あとがき

dsc05906

と、40年代から90年代まで、これでおおよそのタグの移り変わりを把握できるかなと思います。

ヘインズは確かに有名ですが、他にもヴィンテージ界では欠かすことのできないボディブランドがあるのでそちらも後々まとめていきます。

 

また、近頃はヘインズのヴィンテージも見かけづらくなってきましたね。日本国内では難しくても世界に目を向ければ手に入るかもしれませんよ。世界規模のオークションサイト「sekaimon(セカイモン)」についてまとめました。↓

世界規模のヴィンテージ古着通販市場セカイモンの利用方法解説【sekaimon】

 

ちなみにバンドTシャツのお勧め51選をこちらでまとめましたのでご覧ください。↓

【バンドT】有名バンドはデザインも逸品なんです!古着屋や通販でも必ず置いてる間違いないお勧めバンド51選!!

 

以上「ヴィンテージHanes(ヘインズ)タグで見る年代別の見分け方」でした。

スポンサーリンク

 - Hanes(ヘインズ), ★アスレチック・ボディブランド