ボディブランドのスクリーンスターズをタグで見て年代を見分ける【SCREEN STARS】
2016/10/26
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ヘインズと並ぶ「FRUIT OF THA LOOM（フルーツオブザルーム）」から派生したブランド「SCREEN STARS（スクリーンスターズ）」。
フルーツのモットーである「手軽さ」「フィット感」「軽快さ」を受け継ぎ、アウター用のＴシャツとして1970年代に立ち上げたのがこのスクリーンスターズです。
脇の縫い代が無いシームレス、いわゆる丸胴仕様が有名で、しかも90年代までは編み立てから縫製まで一貫して行っていました。
そんな同ブランドの誕生から90年代までのタグの見分け方をまとめました。
SCREEN STARS（スクリーンスターズ）のタグで見る年代の見分け方
タグの年代は多少前後する可能性が有ります。
70～80年代
今現在も多く見かけることのできるタグ。これが始まりのタグです。素材はペーパータグ。ヴィンテージはよくクシャっとなってますね（笑）
黒地にバーのカラーが赤色や青色のパターンをよく見かけますが、実はこの色によって素材が異なっているんです。
赤色はコットン50%ポリエステル50%の生地を使っています。
出典先サイト→「JAM」様
青色はコットン100%。
そして結構レアなので見かけることも少ないと思いますが、
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
「SUPER SCREEN STARS」表記のものもあります。
バーのカラーは緑。素材がコットンポリ混ですが50/50だったりなかったりします。
また「HEAVY SCREEN STARS」表記のものもあり、こちらはバーのカラーが黄色。
黄色はコットン100%表記の他に「PRE-SHRUNK」表記も。
これはすでにウォッシュ加工済みで生地が縮みにくいよって意味です。
ブランドロゴが枠で囲われるパターンもあります。
そちらは下に「FRUI OF THE LOOM」が入る。
そのタグの方が後出と思われます。
～90年代
出典先サイト→「HiP BONE SLiM」様
80年代から90年代のタグに変わるまでの中間期に付くタグです。
この年代のものはガラっとデザインが変わります。そしてタグの素材もナイロンに。
青地に白で文字が入る。星が印象的。
また、こちらのタグはオレンジバージョンもあるみたいです。
90年代
この年代になると初期のタグのデザインに戻る。
違うのはブランド名の下に「BEST」というプリント。TがTシャツ。カワイイ。
フルーツオブザルームの方にもかなり似通ったデザインのタグが出ています。
BESTが中央に来てその下にフルーツ～のプリントが入ります。スクリーンスターズがいかに人気であったかがわかりますね。
備考 ～ 復刻版に付いて。
最近はブランドが復刻版として出すペーパータグもあります。（ナイロンも）デザインは初期のタグに似ています。
ですがそちらは品質表記の内タグが付くので現行かヴィンテージかの判別は可能です。
あとがき
ちなみにスクリーンスターズは一つのＴシャツに対して一つのプリントしかしないというコンセプトがあるようです。シンプルに勝負！って気合が伝わりますね。
スクリーンスターズは年代の判別方がかなり判り易いと思います。またプリントには年代が小さく入ったりもしますのでそこも合わせて見ると詳細な年代が分かったりします。
ちなみにバンドＴシャツのお勧め51選をこちらでまとめましたのでご覧ください。↓
以上「ボディブランドのスクリーンスターズをタグで見て年代を見分ける【SCREEN STARS】」でした。