PIONEER(パイオニア)のタグで見る年代の見分け方【ワークウェア】
2017/03/11
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1世紀以上の歴史を誇る3大ストアブランドの内の「MONTGOMERY WARD(モンゴメリーワード)」。その中でもワークウェアラインでひと際輝いていたのが今回紹介する「PIONEER(パイオニア)」です。その名の通りストアブランドとしての開拓者であった同ブランドが出したワークウェアは正にパイオニアを語るに相応しい質やデザインでヴィンテージファンにも愛されています。
古くはワークウェアを専門的に扱っていましたが、後年にはレザーアイテム等でも有名でデザイン性の高さは通にも人気。ストア系では知名度的には有名ブランドに劣りはしますが、かなり格好良いブランドといえます。
そんなパイオニアのタグで見る年代の見分け方をまとめました。
PIONEER(パイオニア)のタグで見る年代の見分け方
年代はズレる可能性があります。
30~40年代
出典先サイト→「Pigsty」様
「SANFORIZED(防縮加工)」「PIONEER」と入ります。画像のように「WARDS」と入るものもあり、それはこの時代でも初期のタイプです。ヴィンテージのモンゴメリーワードのマークが入る30~40年代の青タグ。
他には白地に青字でロゴが入り、盾のマークが入るものもあります。
出典先サイト→「Pigsty」様
また40年代以前はこのようにモンゴメリーワードのモチーフとなっている柄のボタンが使用されています。(モンゴメリーワードの記事はこちら。)以降パイオニアの刻印が入るボタンが使われます。
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
こちらはおそらく30~40年代に見られるタグです。白地に赤字のプリントタグ。
40年代
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
50,60年代にも見られる馬車タグですが、40年代は刺繍タグ。白地に赤刺繍です。
50年代
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
50年代のプリント馬車タグ。パイオニアヴィンテージの中では割と有名なデザイン。
また、同列ブランドの「POWR HOUSE(パワーハウス)」にも全く同じデザインのタグがあるのでよかったら見て下さい。↓
そっちでも言ってますがドナドナな雰囲気がします。。。
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
ボタンは「PIONEER」刻印のもの。
50~60年代
出典先サイト→長野県松本市 古着屋「panagorias」様
ロゴ文字がはねるようなデザイン。画像は白地ですが、
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
黒地にブランドロゴが白字の黒タグや、
出典先サイト→「JAM」様
様々な柄の物がありますが、字体は共通してこのデザインです。50~60年代に見られるタグです。
出典先サイト→「JAM」様
ボタンはこのような廉価版のようなデザインです。
出典先サイト→「JAM」様
60年代に見られるプリントの馬車タグ。もはや馬がいません。
70年代
出典先サイト→「Six Pac Joe」様
アウター等に付く茶タグ。
80年代
出典先サイト→「JAM」様
こちらもアウター、レザーアイテム等に付く勲章タグ。
あとがき
出典先サイト→「Sunny Side Up」様
近頃は古着屋さんでもめっきり見ることのなくなったパイオニア。オーバーオールとかカバーオールで見かけたら思わずテンション上がっちゃうぐらいレアですね。ストア系ブランドに興味がおありならパイオニアを見かけたら即ゲット間違いなしですね!
以上「PIONEER(パイオニア)のタグで見る年代の見分け方【ワークウェア】」でした。